鈴虫をあしらった玄関口

鈴虫をあしらった玄関口のショーケース

2021年も9月に入り、朝夕の風の涼しさや虫の声、雲の形の変化を見ながら、徐々に秋の気配を感じられるようになってきました。
日本では古代中国で考案された二十四節気を暦に取り入れ、季節の変化を知る目印にしてきました。二十四節気とは四季を24等分したもので、毎年同じ時期に同じ節気が巡ってくるため、春分・夏至・秋分・冬至など季節の移り変わりを示す分かりやすい目印となっているのです。
白露は二十四節気の十五節目にあたり、今年は9月7日から22日頃までを指します。日中は残暑が続いているものの、朝夕の気温がぐっと下がることで綺麗な朝露が振り始める時期を指します。白露の季節になると鈴虫が鳴き始め、いつの間にか蝉の声が消えていることに気づかされます。
小さな自然の変化に耳を傾けてみると、日々の喧騒を忘れてゆったりとした気持ちになるものです。季節のお料理や設えを通して、五感で四季の変化を楽しみながら時間を忘れてお過ごし頂きたいと思いながら、今日もお客様のお越しをお待ちしております。

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