京都の夏の風物詩、祇園祭。
1000年の歴史を持つ八坂神社の祭礼である祇園祭も、新型コロナウイルスの影響で、山鉾巡行など主要な行事が中止となり、大幅に規模を縮小して実施となるようです。
祇園祭は、869年に京都や各地で流行った疫病の退散を祈願したのが始まりとされています。かつて、「祇園御霊会(ごりょうえ)」と呼ばれ、「疫病退散」「無病息災」を願うお祭りとして、京都の町衆に支えられながら、愛され、受け継がれてきたお祭りです。
そんな祇園祭にちなんで、花八代では、旬の食材である鱧や鮎を用いた「祇園御霊会 夏点心」特別メニューをご提供いたします。
祇園祭は「鱧祭り」と呼ばれるほど、鱧が祇園祭の時期に旬を迎えます。生命力が強い旬の魚であり、京都の人々にとって、蒸し暑い夏を乗り切るには欠かせない食材です。
今まで受け継いできた歴史・文化を感じて頂きながら、楽しい夏のひと時を過ごして頂けますようにとの想いを込めて。そして、お客様の無病息災を願い、祇園祭にちなんだ季節のお料理としつらえでお待ちしております。
●特別メニュー提供時期:2020年7月15-17日 / 22-24日(6日間限定)
●献立
冷製茶碗蒸し
お造り・鱧の炭火焼
焼物(鮎の一夜干し)
厄除け5色盛り
鱧寿司
●価格 8,000円(税込)
※仕入れの状況により、メニューが少し変更となる可能性がございます。